WHOの世界各国の医療制度調査によると、日本の健康保険制度というのは大変優れた保険制度といわれています。 確かに、医療費が全て自己負担であるために、具合が悪くてもなかなか病院を受診することが出来ず、結局市販の薬に頼ってしまうことで更に病気を悪化させてしまった、などという話を聞いたことがあります。 そういうことを考えると、日本の健康保険制度は医療費の負担を心配することなく、誰もが平等に医療行為を受けることができる優れたシステムです。
そんな日本の新しい制度、「後期高齢者医療制度」とはどういったものなのでしょう? 健康保険制度のように、大変優れた制度なのでしょうか? ここで、皆さんと一緒に詳しく考えて行きたいと思います。

長寿医療制度

「長寿医療制度」、ご存知ですか?
実は、もともと「後期高齢者医療制度」と呼ばれていた名称が、施行日の当日に「長寿医療制度」に変更されたそうなのです。

2008年4月1日、「後期高齢者医療制度」・・・いえ、「長寿医療制度」が施行されました。
制度についての説明が行き届いていない状況で施行となったため、十分に仕組みを理解できないまま、年金から保険料が自動引き落としされてしまった、と大きな混乱を呼びました。

後期高齢者医療制度は75歳以上の年齢の人を対象とした医療保険制度で、他の健康保険とは全く異なったものです。

終戦後は50歳といわれていた平均寿命。
医学の進歩や健康に関する情報も豊富になったことなども手伝って、今や、男性は79歳、女性は86歳と、日本は世界の中で一番の長寿国となりました。
それと並行して、65歳以上の人口に占める割合は20%を超え、75歳以上の割合も10%に達しています。
つまり、10人に1人は75歳以上の高齢者というわけです。

誰にでも訪れる「老後」。
「長生き」は、大変喜ばしいことです。
第二の人生を、豊かに楽しく過ごしたいものです。

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